先日、ビートたけしが出演している「みんなの家庭の医学」という番組で、便秘解消にはうつ伏せになるのがいい、という趣旨の放送をしていました。
うつ伏せになるだけで、便秘が解消できるのなら、こんなにいい話はありませんよね。
この番組での要旨を、まとめてみたいと思います。
「うつ伏せ」で腸が若返る
このうつ伏せによる便秘解消法ですが、うつ伏せで便秘が解消されるというよりは、うつ伏せによって腸が若返るため、結果として便秘が解消される、という位置づけです。
この番組での、腸の若返りへのポイントは2つありました。
1日10分間うつ伏せになる
方法はいたって簡単で、1日最低10分間うつ伏せになり、その際に、5回以上ゴロゴロと寝返りをうち、お腹をマッサージするだけです。
10分間、ゴロゴロ動くだけならば、毎日でもできそうですね。
この方法で、小腸をマッサージすることができるということです。
大腸と違って、小腸はくねくね折り曲がっているため、通常の方法ではなかなかマッサージがしづらいとのことでした。
ですが、この方法ですと、小腸を満遍なく押して刺激することができるのだそうです。
小腸をマッサージすることによって、小腸の動きが活発になり、それが大腸の動きを活性化し、正常な便通につながるということです。
このことによって、腸にガスなどの毒素を溜めないようにすることができ、腸の老化を防ぐことになります。
1日1回、食事の間隔を8時間以上空ける
ポイントのもう一つは、1日に1回は食事の間隔を8時間以上空ける、ということです。
これは、小腸は、食事をした後8時間経ってから活発に動き始める、という理由によります。
この間隔が8時間未満ですと、小腸が動き出す前に次の食べ物が入ってきてしまい、そこからまた8時間経たないと動き出さないため、ずっと小腸が動かないままになってしまいます。
そうすると、食べ物が小腸にとどまったままになり、ガスなどの毒素が溜まってしまい、腸の老化につながってしまうのです。
一見すると、少し難しいことのようにも思えますが、よく考えればさほどのことでもないような気がします。
というのも、例えば夜の9時までに夕食を終えれば、8時間後というと、翌朝の5時です。
これならば、普通であれば、朝食までに8時間は空くことになるでしょう。
また、単純に考えると、1日24時間で3食摂るとすれば、3等分すると8時間の間隔が空くわけですから、間食さえしなければ、必ず1回は8時間以上空くはずです。
これらのことから考えても、こちらもあまり考えることなく実行できそうですね。
番組内でも紹介されていましたが、実際に実践された方には、効果があったようです。
これだけで、完全に便秘が解消するかどうかは分かりませんが、食生活や生活習慣の見直しと並行して行えば、効果は出てくる可能性は高そうですね。
これまでの便秘解消法で、あまり効き目がなかったならば、一度試してみる価値はありそうです。
うつ伏せで体の外側から+「コチラ」で体の内側からスッキリ! ⇒