前の記事(冬は便秘になりやすい!①~原因編~)では、冬に便秘になりやすくなる原因についてお話しました。
今回は、このような冬の便秘に対しての解消法について、お話していきたいと思います。
冬の便秘の解消法
水分の十分な補給
原因の記事でお話したように、冬は水分不足になりがちです。
ですから、冬だからこそ、意識して水分を積極的に摂るように心がけましょう。
体を冷やさないように、温かいものを飲むのが効果的です。
体が温まることで、代謝も良くなりますし、気分もリラックスして、副交感神経も高めることができます。
特に、朝起きてすぐの一杯の白湯は、腸を目覚めさせる上でもオススメです。
適度な運動
寒くても、適度に運動することは重要です。
運動をすると、体が温まりますし、腸に刺激を与えることで腸の活動を促してくれます。
また、血流が良くなり、副交感神経が優位になることで、腸がスムーズに動くようになる効果もあります。
だからといって、いきなり激しい運動をするのは、避けたほうがいいでしょう。
寒いですから、怪我をしてしまう可能性が高くなってしまいます。
オススメの運動としては、ウォーキングが挙げられます。
胸を張って、背筋を伸ばし、少し大股で歩くと、腹筋を使うことになりますので効果的です。
なかなか時間が取れない場合は、通勤時などに1駅分余分に歩く、といった工夫をしてもいいかもしれませんね。
また、腹筋を鍛える運動も効果があります。
いわゆる、「腹筋運動」ですね。
ただ、これは慣れないとかなりきつい運動ですので、最初から頑張ってしまうと、続けることが難しくなってしまいます。
ですので、最初は苦にならない回数から始めるといいでしょう。
なお、これらの運動すらできないという場合は、屋内でのちょっとした運動だけでも、だいぶ違ってきます。
腰をひねったり反らせたり、お腹を膨らませたりへこませたりする程度でも構いません。
寒いからといって、ずっとコタツで縮こまっているのではなく、少しでも体を動かすことを意識してみましょう。
入浴
寒い体を温めるには、やはり入浴が効果的です。
効果のある入浴の仕方は、こちらの記事(便秘解消には、お風呂が効く!)を参考にしてみてください。
なお、冬の場合は湯冷めをしてしまう心配がありますので、この点には十分に注意しましょう。
トイレを暖かくする
寒いからトイレに行きたくない、ということで便意を我慢してしまうこともあるようです。
無理に便意を我慢してしまうと、より便秘は悪化してしまいます。
このような場合には、トイレに暖房を付けるなどして、トイレを暖かくすることをオススメします。
人感センサーでスイッチをオン・オフしてくれるトイレ用の暖房器具が、比較的手頃な値段で販売されていますので、試してみてはいかがでしょうか?